JDIO(ジャディオ)について

理事長関

私どもは、ダイバーシティへの取り組みが諸外国企業に比べて周回遅れとなっている日本企業において、ダイバーシティの概念を導入し、経済的・社会的メリットを生む経営を広く実現してまいります。

ダイバーシティ・マネジメントとは、経営において「多様性の受容」を進めることであり、その目的とするところは多様な人材力を競争力の根幹とする企業利益の最大化にあります。21世紀の経済においては、多様な人材力が国内市場はもとよりグローバル経済のインフラであるとの認識から、世界的に進展するテーマであると考えます。この背景には、経済・市場要因だけではなく、1人ひとりの「人間を大事にする」社会を公益の標準とする社会意識の成熟があります。ダイバーシティ・マネジメントは、企業利益実現に留まらず、高いレベルでの人権尊重を求めるものであり、企業経営と社会の理念を統合する極めて今日的な経営コンセプトであります。

これまでともすれば人的資源の均一管理を是としてきた日本企業は、欧米企業に比べ「多様性や個性」のマネジメントが著しく遅れる現状にあります。とりわけ「人材面の構造改革」ともいうべきダイバーシティ・マネジメントは、組織カルチャーの変革にも及ぶ難度の高い取り組みとなります。一方、支援サイドにおいては、ダイバーシティ・マネジメントに係る専門的支援機能が十分ではありません。特に変革の態勢をとりにくい中小規模の経営においては専門家による支援が必須とされ、対する中小企業診断士等の支援専門家の育成が喫緊の課題となっています。

私どもは、世界経済と日本企業の現状から、ダイバーシティ・マネジメントの専門家の育成と普及・推進の重要性を認識し、その推進に取り組む専門家組織として、一般社団法人日本ダイバーシティ・マネジメント推進機構を設立いたしました。多様な個性が豊かな未来を創出すると確信し、企業におけるダイバーシティ経営実現のため、様々な制度や仕組みの知識を十分に備えたダイバーシティ・コンサルタントを養成し、企業への支援機能を拡充するとともに、多様化された社会の実現に邁進する所存です。


沿革

2010
中小企業診断士を中心とする会員20名により、ダイバーシティ研究会を設立。以後、ダイバーシティの取り組みが遅れる日本企業において、ダイバーシティ概念を企業経営に導入することでともに生み出される、人と企業のメリットについて研究を進める。
2011
インターネット調査により、ダイバーシティに係る意識調査を会社員向けに実施。
2014
「ダイバーシティ経営処方箋」を出版。
一般社団法人東京都中小企業診断士協会認定研究会となる。
企業のダイバーシティ・マネジメントに係る推進組織の設立準備をスタート。
2015
一般社団法人中小企業診断協会の研究補助対象に認定。
2016
ダイバーシティ・コンサルタント養成講座第1期開講。
第1期ダイバーシティ・コンサルタント認定。
一般社団法人日本ダイバーシティ・マネジメント推進機構の設立を発起。
9月一般社団法人日本ダイバーシティ・マネジメント推進機構設立。