ブラッシュアップセミナーを開催しました

 去る7月29日土曜日の午前中に、第7回ブラッシュアップセミナー「同一労働同一賃金のカラクリ」を実施いたしました。中小企業でも23年4月より月60時間を超える残業の割増率が25%から50%へと引き上げられ、一連の働き方改革が全面的に始動しています。果たして職場はより「働きがいのある人間らしい仕事」を提供する場となっているでしょうか。会員のみなさまと基本的人権としての同一価値労働同一賃金と、日本型の同一労働同一賃金について意見交換するよい機会となりました。このブラッシュアップセミナーはダイバーシティ・コンサルタント養成講座を修了し、コンサルタントに認定された会員のみなさまとの交流の場として、2021年からオンラインで年に3回開催しているものです。講師も会員が務め、これまでの演題は下記のとおりです。

  • 第1回 SDGsと中小企業
  • 第2回 ジョブ型人事制度の基本
  • 第3回 中小企業における女性活躍~女性就業率全国ワースト1の奈良県の分析から~
  • 第4回 ダイバーシティ経営における就業規則の活用
  • 第5回 障がい者雇用をダイバーシティ経営に生かす
  • 第6回 「多様な働き方」は実現するか~「非正規雇用の働き方改革」を中心に~

 どの回もここでしか聞けないダイバーシティ・コンサルタントの問題意識に根差したテーマで、週末の午前中にもかかわらず、参加いただいた会員との意見交換が日々の業務に刺激を与えてくれる内容となっています。今後も定期的に交流会を開いてまいります。会員のみなさまからこんな話がしたいといった講師の募集も受け付けておりますので、事務局までご連絡ください。お待ちしております。

(JDIO事務局)